京都学・歴彩館とは

about

京都に関する資料の総合的な収集、保存、公開を50年以上にわたり担ってきた府立総合資料館に、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習・交流の機能を加え、「京都府立京都学・歴彩館」は生まれました。

京都は日本文化の心のふるさとであり、京都に関する歴史・文化の研究は、日本文化全体のそれと大きく繋がっています。私たちは、京都や京都との関わりの中で成立、発展してきた特色豊かな文化について、国内外からの幅広いアプローチにより研究していくことを京都学ととらえ、これを推進するとともに、その成果を発信し、京都への関心を高めることにより、京都について学ぶ楽しみを一層広げ、京都文化のさらなる発展を目ざします。

管理運営について

令和2年4月1日より、大小ホールの貸館業務や施設管理業務の一部を指定管理者として「コングレ・日本管財・丸善雄松堂共同事業体」が管理・運営を行っています。
なお、資料収集・レファレンス(調査・相談)業務、研究、展示等は引き続き京都府直営で行っています。

京都学・歴彩館の主な事業

世界とつながる京都学の研究・
交流拠点

世界の主要な日本文化研究機関と連携し、海外の若手研究者を招聘するなどして研究交流を行うほか、府内・国内の主要大学等との共同研究会を設け、京都の歴史や文化に関する研究を推進しています。

誰もが学べる交流・発信拠点

第一級の研究者や文化人による京都学講座や、海外の研究者を交えた国際シンポジウムを始め、歴史、文芸、産業、景観など特色豊かな京都の文化に関する様々なセミナーや研究報告会など、多彩なプログラムを展開し、京都の魅力を再発見し、文化の力による地域の創生につなげています。
展示室では京都府所蔵の国宝「東寺百合文書」を始めとする貴重な資料や美術工芸品等を展示しています。
また、京都の文化・歴史等に関する学習と交流の場として、講演会やシンポジウム、セミナーなどの開催に使用いただけるホールを設置しています。

京都関係資料の収集・
保存・公開拠点

これまで府立総合資料館が収集・所蔵してきた京都に関する図書資料、古文書、行政文書、写真資料など約83万冊(点)に加え、京都府立大学・府立医科大学の附属図書館の所蔵図書約20万冊、学術雑誌約2,000種を閲覧いただけます。
また、東京大学史料編纂所との提携により「陽明文庫」のデジタルデータ約5万コマが館内で閲覧できます。
陽明文庫のデジタルデータが閲覧できる施設は数少なく、国内で2ヶ所目となります。

「京都学」の考え方

京都や京都との関わりの中で成立、発展してきた特色豊かな文化について、
国内外からの幅広いアプローチにより研究していくことを京都学ととらえています。

名前の由来

新たな機能である京都文化の研究推進を「京都学」に込めるとともに、「順を追っていく」、「代々にわたる」といった意味を持つ「歴」と、色どりの美しさを表す「彩」により、文化や歴史の数々が時代を超えて輝きを放ちつづけ、次代へと受け継がれていくことを「歴彩」と表現しています。

建物としての魅力

charm

飯田義彦氏によって設計された京都府立 京都学・歴彩館。
北山文化環境ゾーン内の象徴的な建物として建築したことから、館の機能だけでなく建物自体も魅力的なものとなっています。
軒を低くし細い鉄骨の骨組みと大小の傾斜屋根を組み合わせた大屋根で、繊細で柔らかい表情を持った外観を構成しています。
また、条坊制をイメージした縦・横の格子状の空間構成を基本形とし、異なる機能を持つゾーンを結ぶ動線により一体的な利用を促すとともに、中庭を配して、開放的で明るい空間を実現しました。