小ホール

終了

講演・講座・レクチャー

【終了】近世俳諧の玉手箱~本のたどった数奇な運命~

開催日: 2023年11月25日 2:00 PM - 3:30 PMカテゴリー: , ,

明治から昭和戦前期にかけて、俳人・俳諧研究家として活躍した伊藤松宇は、連歌俳諧書の一大コレクターでもあった。
昭和二十年の東京大空襲の被害は大きく、その一部は焼失したと考えられてた。ところが、近年、京都府立総合資料館(現 京都学・歴彩館)に寄贈された書籍を調査したところ、それらが行方のわからなくなっていた松宇のコレクションの一部であることが分かった。
貴重な資料はいかにして戦火を免れたのか。
日本で最初に出版された俳諧撰集『狗猧集(犬子集)』、井原西鶴の『大句数』や『誹諧師手鑑』といった、いくつかの作品を取り上げながら、その魅力にも迫ってみたい。

日時
2023年11月25日(土) 14:00~15:30(13:30受付開始)
会場
京都学・歴彩館 1階小ホール
定員・対象
80名(先着順)
※参加費無料
講師
●母利 司朗 (もりしろう)氏
1956年、兵庫県生まれ。京都府立大学名誉教授。博士(文学)。俳文学会常任委員。和食文化学会常任理事。主な編著書に『俳諧史の曙』(清文堂出版、2007年、平成20年度文部科学大臣賞)
『近世俳諧の玉手箱』(臨川書店、2022年)『和食文芸入門』(臨川書店、2020年)などがある。

●永井 一彰 (ながいかずあき)氏
1949年、岐阜県生まれ。奈良大学名誉教授。博士(文学)。近世版木研究の第一人者。主な編著書に『月並発句合の研究』(2013年、笠間書院、平成26年度文部科学大臣賞受賞)『板木は語る』(2014年、笠間書院、平成26年度日本出版学会賞受賞)『誹諧短冊手鑑』(2015年、八木書店)『板木の諸相』(2021年、青裳堂書店)などがある。

●河村 瑛子(かわむらえいこ)氏
1986年、名古屋市生まれ。京都大学准教授。博士(文学)。専門は日本近世文学。主な著書に『古俳諧研究』(和泉書院、2023年)母利司朗編『近世俳諧の玉手箱』(共著。臨川書店、2022年)京都大学和漢聯句研究会編『曼殊院蔵和漢聯句作品集成』(共著。臨川書店、2022年)などがある。
主催
[主催] 京都府立京都学・歴彩館指定管理者「コングレ・日本管財・丸善雄松堂共同事業体」
[共催] 京都府立京都学・歴彩館
申込締切
定員に達し次第受付終了
申込方法
●以下のイベントページのお申込みフォーム
・フォームからお申込みいただくと、自動で申込完了メールが配信されます。
(お申し込み内容に確認事項がございましたら、改めて担当者よりご連絡いたします。)

●お電話 075-723-4831([受付時間]9:00~17:00 ※休館日を除く)
1~3の内容をお伝えください。
1.代表者氏名 2.電話番号 3.申込人数 
チラシ

PDFで見る